審美的な治療とは
審美的な治療とはただ歯の形を整え、白くする事だけではなく、見た目にも機能的にも考慮し治療します。バランスの取れた口元を作り出すことで、健康で美しい素敵な笑顔が生まれます。また、精神面でもお口の悩みやコンプレックスを解消することで全身の健康や自信を持った明るい性格を導くことにつながると考えます。 このように歯には、機能的な側面と審美的な側面、どちらも健康的な日常生活を送るうえで 大事な要素ですが、保険診療による一般の歯科治療では、むし歯などの除去、失ってしまった歯の機能を回復するといった治療に重点が置かれ、治療した後の見た目や周りの歯との調和・機能性などを考えた場合には、限界があります。当医院では、最先端の歯科医療技術で審美的にも機能的にも患者さんに一人ひとりに合った治療を行っております。
ホワイトニングとは
ホワイトニングは薬剤を歯の表面に塗布して歯を白くする方法です。適応症は、コーヒー、紅茶、赤ワインなどの色素が歯の表面から内部にまで沈着している場合です。ホワイトニングには、医院で行うオフィスホワイトニングとお家で行うホームホワイトニングがあります。ホームホワイトニングについては、専用の患者様個々に製作した器具を1-2時間ほどつけていただくものです。
- ホームホワイトニングとは、基本的に在宅治療で、家で寝ている間に薬剤を塗布したマウストレイを装着するだけで、表面を削ることなく、やさしく持続的に歯を白くすることが出来ます。また、歯にとても優しい成分を使用していることで、処置中の知覚過敏を起こしにくいということが特筆される治療システムです。 オフィスホワイトニングよりも、通院回数が少なく効果が持続するのが特徴です。
〇ホームホワイトニング症例
- 術前
- 術後
白い被せものと詰めもの(クラウンとインレー)について
- 金属を全く使用せず、陶器のみで作られたクラウンなので、金属アレルギーなどの心配がなく、アレルギーの方も安心です。特に色調や透明感に優れていますので、きわめて自然の歯に近いものを再現することができるため、前歯などきわめて目立つ部分の歯の治療に適しています。
- セラミックインレーとは、セラミック(陶材)製の詰め物のことです。むし歯治療後などの金属の詰め物が気になる方や、むし歯治療をした部分を埋める場合に用います。セラミックインレーは、ご自身の歯と同じ色で作製されるため、歯の自然な美しさに仕上がります。治療費は、やや高くなりますが、詰めた部分の仕上がりが美しく、変色がないので、自然な仕上がりを求める方にはお勧めです。
他の素材との違い
- 【メタルボンドセラミック】
- メタルボンドとは金属のまわりにセラミックを貼り付けたかぶせものです。中身が金属で出来ているので、強度がオールセラミックより強く、表面がセラミック で出来ているので、自然な色合いで審美性にも優れていますが、歯ぐきの変色や金属アレルギーが起こる可能性などのデメリットがあります。治療箇所により、 比較的強度が必要な個所の治療やブリッジに適しています。
表面の色
強度
光の透過性
- 【オールセラミッククラウン】
- オールセラミックは金属を使わずに、特別な人工歯質材料(セラミック)を用いて作り上げます。 強度が強く色も自然に美しく作ることが出来ます。金属を一切使用しないことで、天然歯の色調を再現し、自然な仕上がりとなりますが、ジルコニア・メタルボンドに比べると強度は劣ります。
表面の色
強度
光の透過性
〇オールセラミック症例
- 術前
- 術後
ガムブリーチングとは
きれいな口元を作る為には、歯を白くする事は一般的に多く知られておりますが、歯をきれいに治療しても、歯肉の色で悩んでいる患者さんもたくさんいます。 歯肉の色が黒ずんで見えるのは、メラニン色素が沈着してしまっていることが原因です。 メラニン色素は日焼の症状のように、飲食やたばこ等で刺激をうけることによってメラニン色素を分泌します。 当院では、専用の薬剤を使用し、痛みもなく、安全に短時間でピンク色の健康的な印象の歯肉に戻します。
〇ガムブリーチング症例
- 術前
- 術後
当院のインプラント
「ノーベルガイド」は3Dシュミレーションソフトを使用して、治療計画から埋め入れまでのインプラント治療をより安全で、正確にサポートするシステムです。より的確に短時間で治療が行えるので、より安全で低侵襲なインプラント治療が可能なため、患者さまの負担を軽減します。
インプラント治療の流れ
- 一般的なお口の中の診査、むし歯や歯周病などやデジタルレントゲンによる診査、お体の状態を診査します。
- インプラント治療に必要な検査を行います。歯科用CTを用いてインプラントを埋入する部位の骨の量や骨の質などを検査します。
- STEP1・STEP2の検査結果をもとに、それぞれの患者さんに合った治療計画を立てます。患者さんのご希望と医師の専門的な見解を踏まえて、治療の方針、治療期間、治療費用などに関してご説明いたします。
- 手術には1回法と2回法があり、当院では、患者様の骨の状態によって1回法、2回法の判断をいたします。また、2回法とは、複雑な処置を併用した場合の手術で、2~3ヶ月程度経過したところでインプラントの一部を歯肉の上に出します。
- 手術後は、インプラントと顎の骨がしっかりくっつくまで、約3ヶ月程度の治癒期間をおきます。この間は、仮歯を使用出来ますので、歯がなくなる心配はありません。
- インプラントと顎の骨がしっかりくっつきましたら、インプラント部の型取りをします。
型をとったものを元に、インプラントに合わせた上部構造を作製し、取り付けます。
- 上部構造を装着し、インプラント治療は終了です。治療後は,装着したインプラントを長期間良好な状態に保つために、定期的な検診が必要です。また、ご自宅でのホームケアも心がけていただきたいと思います。
インプラントのよくある質問
- インプラントの治療期間はどれくらいですか?
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年齢や口腔内の状態によって異なりますが、約3ヶ月~6ヶ月程度です。
- インプラントはどのくらい持ちますか?
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その人の健康状態(口腔内の清潔度合い、骨の状態)により異なりますが大変長く持つ方もいらっしゃいます。
- 治療が受けられる年齢は何歳くらいですか?
骨の成長が止まる16歳から75歳ぐらいまでですが、健康状態によっては、それ以上も可能です。
- 人体への影響は?
インプラント材は生体適合性の高いチタン合金を使用しています。また、強度が高く骨内で腐食することはありません。
- インプラント治療は痛いですか?
的確な麻酔をしますので痛みはありません。
- 費用はどれくらいかかりますか?
健康保険は適用できません。治療方法によって手術費や材料費が異なりますので、詳しくは当医院の歯科医師にご相談ください。